スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別マガ2月号感想&オマケSS


別マガ2月号感想、ネタバレ注意です!

付録の原作&アニメWエレンのクリアファイル!すっごいカッコイイ♪
原作の野性的なエレン好きだなぁ……(笑)

で、本誌感想です。


今回はハンジによるエレンゲリオンの硬質化実験から始まります。
丸一日の眠りから目を醒ましたエレンはハンジから実験の報告を聞く。
文字を書いたり細かい作業をしたり最初は巨人の力をコントロールできていたエレンだったが、次第に意識が混濁して苦しみ出す。
その後二回エレンは巨人化したが、結果、硬質化できないことが判明した。
ウォール・マリアを塞ぐ作戦に致命的な欠陥だと知り、落ち込むエレンをリヴァイが励ます。
……結局はハンジが通訳してくれたけど(笑)

「つまりこれからもがんばろうぜってリヴァイは言ってるんだよね」
「あぁ……助かる」

エレンが覚えているのは実験中に父親のことを思い出したこと。
そしてそれが原因で巨人の力をコントロールできなくなったこと。
父親のことを思うエレンの脳裏に突然浮かんだのは黒い長い髪の女性。
それはまるで鏡を見ているかのよう。
エレンの中に眠る記憶なのか?考えれば考えるほど意識が遠のいていき、何を考えていたかも忘れてしまっていた。

一方のエルヴィンはナイルとともにレイス家に探りをいれる。
そこでわかったのは、ナイルとはどうやら同期だということ。
ナイルもすべてを知っているわけではない、中央憲兵の存在。
ナイルは結婚していて3人目の子どもが生まれる。そして奥さんである女性のことをエルヴィンも惚れていたということ。

エルヴィンからの情報で中央憲兵の襲撃を知ったリヴァイはアジトを離れる。
途中でエレンとヒストリアがさらわれるが、実はジャンとアルミンの変装だった。
凌辱されようとするアルミンに唇をかみしめるジャン。
そこへミカサとリヴァイが助けに入ろうとする。

「足の調子はどうですか?」
「割と動くようだ……悪くない」



ここで終了!
あの黒髪の女性はエレン……?まさか女エレン?
ヒストリアじゃなくてエレンじゃん!と突っ込んでしまったww
いま停滞中の「ねじれたユガミ」早く続き書かなきゃとケツ叩かれた気分です(笑)
次号、兵長大丈夫だよね。やられたりしないよね?
ドキドキしすぎて心臓持ちません/////



オマケはリヴァエレのようなエレリのようなお話です。


あなたを守りたい


「ダメだ……眠れない……」

体調を気遣ってか個室を用意されたエレンは、暗い部屋の中で鉛のように重い上半身を起こし、頭を抱えた。
ふと視線をやると月の灯りがまるでエレンを導くかのように部屋に差し込んでいた。

「少し、夜風に当たるか……」

ほとんど回復したと言ってもいいのだが、中途半端な状態で巨人の体から戻ったため体の
の中の何かが足りない気さえしてしまう。
エレンは皆を起こさないようフラフラになる体を何とか支えながら外に出る。
夜の草原の風が通り抜けていく、修復中の火照った体にはとても心地よく感じることができた。

「それにしても……やっぱり落ち込むよな……」

ウォール・マリアの壁を塞ぐ手段として期待されていたエレンの硬質化は見込がないと判断されてしまった。
アニやライナーたちとはタイプが違うのか、そもそもエレンがいまだ巨人の力をコントロールできていないのかは不明だが、それでも周囲をがっかりさせてしまったことには違いない。
エレンは頭上に浮かぶ無数の星空に向かって大きなため息をついた。
それとは別に時々意識が混濁している。さっきも何か大事なことを思い出したはずなのに、いまはその欠片さえも思い出すことができない。

『もっと皆の役に立ちたいのに――』

エレンが何度目かの溜息をつくと、背後から不機嫌そうな声で呼びかけられた。

「オイ、エレン―――」
「リ、リヴァイ兵長……!?」

エレンは吃驚して飛び上がりながら後ろに後ずさった。

「勝手に外に出てるんじゃねぇぞ。てめぇのことを狙っている連中がいることを忘れたか。」
「す、すみません……!」

エレンが深々と頭を下げるとリヴァイがチッと舌打ちをする。
しばらく沈黙の時間が過ぎるとまるで合図をするかのように再び風が二人の間をすり抜けていった。
エレンはリヴァイの顔をチラリとのぞき見た。

「あ、あの……昼間はありがとうございました。」
「何をだ?」
「兵長、オレのこと励ましてくれたじゃないですか。初めてだったのですげーうれしかったです。」
「…………」

あれ?とエレンは目を丸くした。
錯覚かもしれないが、珍しく口をへの字に曲げているリヴァイの耳がほんのり赤く染まっているように見えた。

「それに、リヴァイ兵長が自分のこと話してくれたのも初めてだったので……それもうれしかったです。」
「ったく、いちいち細かいことを覚えているんじゃねぇよ。お前に落ちこまれていざというときに巨人化できないとなったら今度こそアウトだ。」
「そんなにオレたちを狙っている奴らは危険なんですか?」
「あぁ……一瞬の隙も許されねぇ状況だ。」

エレンはあらためて自分の役割の重要性を認識し、緊張した面持ちでゴクリと唾を呑み込んだ。

「心配するなエレン、お前のことは俺が守る。」
「リヴァイ兵長……でも、足はまだ完治していないんじゃ……」

エレンはリヴァイの右ひざに視線を落とし、目を細めた。

「まぁまぁってところだな……」
「あまり無理しないでください、兵長……その怪我だって、オレのせいで……」

落ち込むエレンの頭にリヴァイが拳をコツンと当てた。

「だからいちいち落ち込むなって言ってるだろうが……」
「すみません……」
「それに…お前を安心して任せられる奴なんざいねぇ……」

リヴァイがボソリと呟く。
ミケやナナバ、かつての分隊長たちが巨人にやられ、調査兵団の戦力もかなりダウンしてしまった。
そんな状況だというのに、リヴァイはエレンを最優先に守ろうとしてくれている。
エレンはリヴァイの前に一歩進み出た。

「リヴァイ兵長に無理をさせたくない。オレだってあなたを守ってみせます!」

エレンの唐突な告白にリヴァイはきょとんとした顔をした。

「はぁ?何言ってんだ、お前。」
「オレは絶対にあなたのことを失いたくない。だから、命を賭してオレを守るなんてやめてください。」

エレンの脳裏にかつて女型巨人からエレンを守ろうと死んでいったリヴァイ班の顔が過ぎる。
涙ぐむ視界に映るリヴァイの口元がフッと綻んだ。

「俺のことを守るなんて言った奴はお前が初めてだな……」
「これだけは誰にも譲りません。すべてが終わったらオレは兵長に伝えたいことがあるんです。」

あまねく星々に誓ってもいい――
これ以上失いたくない、愛する者を必ず守ってみせると――
巨人を駆逐したら、この想いを必ず伝えると――

「エレン、言ったからには必ず守れよ。」
「もちろんです。」

リヴァイの指がエレンの頬を撫で、スッと降りるとエレンの指に絡ませる。
見つめ合い、次第に近づく互いの距離。
それはこれから死線を潜り抜けなければならないリヴァイとエレンの誓いの儀式のようだった。
やがて離れていくリヴァイの唇は微かに微笑んでいた。

「……お前に守られるっていうのも悪くねぇな……」


コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。