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「ぬばたまの夜の森に、あかあかと燃ゆる」感想&オマケ

BD6巻特典ビジュアルノベルのエレン&リヴァイ外伝の感想です!

全体的に本編の補足のような感じがしました。
冒頭は女型にリヴァイ班を殺され、エレンが巨人化して戦うところから始まります。
巨大樹の森の中に響き渡る巨人化エレンの彷徨を聞いたリヴァイは覚悟する。
何を失ったのか―ー
そこからはエレンとリヴァイが審議所の地下牢で出会ってからの回想シーンが淡々と綴られる。
オリジナル部分といえば旧調査兵団本部のリヴァイ班とのシーンですかね。
来てばかりの頃、リヴァイの潔癖症に戸惑うエレンをフォローするリヴァイ班たちとの会話。
一方のリヴァイはエレンの様子をリヴァイ班一人一人に聞いて回る。兵長って心配性なのね♪
リヴァイ班との生活の中で生まれたはずの絆……
結局エレンは自分がバケモノであることは自覚しているのに、人として見てほしいという甘えからリヴァイ班に縋ったことで結果彼らを殺してしまう羽目になってしまった。
そしてエレンは痛感する。

ーーオレはバケモノでなくてはならないのだと

そんなエレンのことを最初から理解していたリヴァイ。
エレンの中でうごめく狂気を痛みも躾も、愛でさえも救うことはできない。
エレン。イェーガーは生まれながらのバケモノなのだ。

「エレン、お前はバケモノのままでいい―ー」

そしてエレンの目にはいつまでも焼き付いているのは、リヴァイの背中にある自由の翼だった―ー


リヴァイの最後のセリフ……もうエレンを受け止められるのはリヴァイだけなんだなと痛感しましたよ。
あと、女型からエレンを助けたときの「エレン……」というセリフをこのビジュアルノベルではミカサじゃなくて兵長が言ってたのに悶絶してました。なんか声が性的でね☆



今回のビジュアルノベル、本編のシーンをなぞるだけであまりオリジナルシーンはなかったし、肝心のリヴァイとエレンの直接的な対話というのはなかったんですが、それでも今回このお話を見て、二人の間にある見えないけど固い絆があるということを感じました。
リヴァイはエレンのことをミカサやアルミンよりある意味理解しているんだなと。
そんなリヴァイはエレンにとって唯一、巨人になって暴走しないための枷なのだということを。
そんな二人の関係が私的にモロ好みすぎてたまりません。
素敵です。本当に好きです。この二人……
ありがとうございます。公式さん。
でももうちょっと二人にオリジナルの会話があったらよかったな♪


そしてちょっぴりだけオマケ




俺の傍にはバケモノがいる……
普段はロクに掃除もできないクソガキだが、一度戦場に出るとその強い意志で巨人と戦う。
いまは俺のパートナーだ。
俺は昔、自分が人でありたいからと縋ってしまった仲間を殺してしまったことに後悔するエレンにバケモノのままでいいと言った。
そのときあいつは……安心したような笑みを浮かべやがったんだ。
このバケモノはいつか俺自身も殺すかもしれない。
だがそれが必要なことであるのなら俺は構わない。
俺は無駄死には嫌いだ。だが、目の前ではにかんでいるこいつのためだったら……
こいつのために命を捧げてもいいと思っている。

「そんなのダメですよ。」
「---エレン?」

いきなり怒った表情でこっちを見ているエレンに俺は少しだけ虚をつかれた。

「兵長はオレより先に死んではダメです。」
「お前―ー」

心に思っていただけで一言も口にしていないのになぜわかったのかと不思議に思う。
するとエレンは俺の胸の中に飛び込み、顔をうずめてきた。

「兵長は……兵長だけがバケモノであるオレの唯一の希望なんですから……」
「希望……か」
「巨人を倒す……目的を果たすまで、オレも兵長も死ねないんですよ。だからバケモノであるオレを受け止めていてください。」

俺は天井を見上げた。
あぁ、そうか。バケモノであるエレンを殺せるのは俺だけなのか……


エレンが暴走して大切なモノを失わないように―ー俺がエレンの枷でなけらればならないのだ。
だから―ー俺は死ぬことなどできない。
こいつの悲しい顔はもう二度と見たくはない、そう心に固く誓った。

「わかった、エレン。俺がお前のすべてを受け止めてやる……だから安心しろ。」
「はい……」

するとエレンは子どものような表情に戻り、安心しきってそのまま眠りについていく。
俺はエレンの柔らかな髪を撫でながら、少しだけ心に安らぎを覚えていた。




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