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ARIA1月号「悔いなき選択」感想&オマケSS

ついに始まりましたね、兵長外伝!
前回のep0読ませていただいて意外と絵が好みだったので楽しみにしていました☆
今回の付録のクリアファイルの兵長カッコイイ!本当にありがとうございます。

まず扉のカラー!調査兵団のマントを着た兵長の後ろ姿。

俺にはわからない
ずっとそうだ……
自分の力を信じても……
信頼に足る仲間の選択を信じても……
…結果は誰にもわからなかった……
 


冒頭のこのセリフ、女型に追われていて巨人化するか迷うエレンに言った兵長のセリフと一緒ですよね。
やっぱりあのセリフ、リヴァイにとって重くのしかかっているんですね。
今回のこの外伝は本編ではあまり見れない、兵長の感情的な部分も見ることができるのかなと期待しています!

そして本編は地下街を立体機動で逃げるリヴァイと仲間二人。名前はファーランとイザベル。
追手は憲兵団かと思いきや、マントの紋章で調査兵団だと気づくリヴァイ。
なんとか逃げ延びようと、三手に分かれる。リヴァイを追ってくるのはエルヴィンとミケの二人だった。
巧みな立体機動術で逃げ回るリヴァイだったが、結局エルイヴィンにつかまってしまう。
ファーランとイザベルも捕まってしまい、抵抗さえもできなくなっていた。
どこで立体機動術を学んだのか、どこで手に入れたのかを聞くがなかなか口を割らないリヴァイ。
エルヴィンはファーランとイザベルの命を盾にして、リヴァイに調査兵団に入れと言う。
仲間を死なせたくないリヴァイはエルヴィンに従わざるを得なかった。

「いいだろう、調査兵団に入ってやる」


今回も序章みたいなお話でしたね。
ちょっと展開が早い気もしましたが……でもアクションシーンがとってもよかったです。
この頃のエルイヴィンは分隊長。844年だから超大型巨人が現れる1年前ですね。
エレンは9歳か……しみじみ
兵長は20代半ばということですか。なんか妄想が……膨らむ……(笑)
まぁそれはさておき、今後も楽しみです。
でもその先のお話は12月に出るBD特典のビジュアルノベルでわかっちゃうんですよね。12月は盛りだくさんで大変です!

で、オマケ話はひさしぶりのエルリです。
大人の恋も今度じっくり書きたい……



絆という名の束縛 



「中央に来るのはひさしぶりだな。」

半日も馬車に揺られさすがに腰と尻が痛い。
もともと来るつもりもなかったところに強引に連れてこられたこともあり、リヴァイは不機嫌そうに黙ったまま眉間の皺を寄せた。
そんなリヴァイの態度に、エルヴィンは肩を竦めた。

「急な呼び出しな上に、向こうがお前を絶対連れてこいと譲らなくてな。すまないと思っている。」

常日頃より調査兵団に資金提供をしてくれている商会の人間たちの会合に顔を出さなければならない。
普段であれば団長であるエルヴィンだけ出席しているのだが、どうやら今回はリヴァイを指名してきたのだ。
その意図も大体予想がつくだけに、ますます面倒だと思ってしまう。

「お前に非がないのはわかっている、エルヴィン。ただ厄介事を押し付けられていちいち断るのにもいい加減飽きてきただけだ。」

厄介事―――要はリヴァイに自分の娘を紹介し、結婚させたいというのが狙いなのだ。
人類最強の兵士を迎えたとなれば、中央での地位も違ってくるらしい。
リヴァイは結婚するつもりなど毛頭ない。
エルヴィンのように最初から堂々と宣言してしまいたいのだが、そのこと自体実はエルヴィンに止められている。
リヴァイに興味があることで、商会の連中は出し惜しみすることなく調査兵団への資金提供も潤沢になるのだという。
甚だ不本意だが、調査兵団の兵力を増強するには資金はとても重要だ。だからこそリヴァイは黙って従っているにすぎない。
ふと視線を窓の外に向けると、地下街の入口から憲兵団に連行される集団が目に入った。

「お前がいなくなってから、憲兵団の地下街への査察が多くなったようだな。」
「フン……腰抜けどもめ……」
「―――戻りたいか?リヴァイ。」

リヴァイは自分の耳を疑った。
エルヴィンとはもう5年以上の付き合いになるが、いままでそんなことを聞かれたことなどただの一度もない。
そもそも、地下街で好きなまま自由に暮らしていたリヴァイを強引に連れだしたのは当のエルヴィンだというのに……

「エルヴィン、冗談を言っているのか?」

リヴァイはわざと怪訝そうな顔をした。
するとエルヴィンは向かいにいるリヴァイの腕を引っ張り、強引に自分の方へと引き寄せる。
エルヴィンの膝に乗っかる恰好となってしまい、リヴァイはそのまま身を翻そうとしたが強引に腰を抑えつけられてしまった。

「――――冗談がすぎるぞ、エルヴィン。」
「私が冗談を言うのはお前だけだ、リヴァイ。」

そう言いながら貪るようにリヴァイの唇に自らの唇を押し当ててくる。
間を割られリヴァイの咥内に捻じ込んできたエルヴィンの舌はとても熱く、甘い痺れを伴っていた。

「ふぅっん………んんっ、――――!」

そういえばこうするのもいつぶりだろうか。
巨人との戦いがますます激しくなり、壁内に戻ってきても次の戦いへの準備などで互いに忙しくて擦れ違いの日々が続いていて、肌を重ねたことはもはや遠い記憶となっている。
しかし、さすがに体は覚えているようで敏感に反応し始めていた。
エルヴィンの舌がリヴァイの舌を絡め取って強く吸い上げていくと、背筋にゾクゾクと震えが走った。
リヴァイも負けじとエルヴィンの舌に絡みつく。互いが互いを求め合い、熱がどんどんと上昇していった。

「ふっ……あぁ………」

道端に転がっていた大きめの石でも轢いたのだろうか。馬車が二人の濃密な時を邪魔するかのようにガタンと大きく揺れた。
それが合図となり、エルヴィンがリヴァイをようやく解放したのだが、一度灯った熱はなかなか冷めるはずがない。

「エルヴィン、今日は泊まりか?」
「あぁ……宿の手配はしてある。部屋は一つだけしか取っていないがな。」

それもそうだろう。リヴァイが来ることになったのは直前だ。
リヴァイはエルヴィンの首の後ろの両手を回し、今度は自分から強請るようにして再び唇を重ねた。

「―――それで十分だ。」

リヴァイの言葉にエルヴィンはフッと目元を綻ばせる。

「まったく……一体どっちが束縛しているんだか……」

そう、エルヴィンにはわかっているのだ。この先どんなに魅力的な女を紹介されたとしてもリヴァイが揺るぐことなど一度だってあり得ないことを。
エルヴィンは口ではリヴァイに結婚しない宣言をするなと命令している一方で、リヴァイの心も体も独占し続けている。
そしてエルヴィンが結婚しないのも建前としては調査兵団にいる以上、自分がいつ死ぬかわからないからとしているが本音はそうではない。
エルヴィンとリヴァイは互いを束縛し合っている。
言葉でもなく見えない絆で―――この先もずっと……

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