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別マガ12月号感想&オマケ※ネタバレ注意

1か月が早いような短いような……
そして今日の夜は世界ふしぎ発見が進撃特集?ですので、原稿手につかない状態ですよ!
来月は12巻で特典DVD付だから楽しみで仕方ないのですが、とりあえず本誌感想です。


ようやく壁に戻ったエレンたち。
しかし今回も多大の犠牲を払った。エルヴィンは右腕を失くし、ミカサはアバラを砕かれ、半分以上の兵士がくななった。
落ち込もうとするエレンを叱咤するアルミンとジャン。
特にジャンは真面目にエレンに喝を入れるのだが、逆に皆になじられる損な役回り…(笑)
巨人を操る能力は今後の大きな力になるかもしれないと決意を新たにする。
そんなエレンたちにクリスタは「壁の向こうに早く行こう」と言う。

ウォール・ローゼの住民は一時避難をするが、食糧が一週間しかもたない。
結局ローゼ内の安全は確認されたが、一つわかったことは極限の状況下で起こるのは生と死どちらかの選択ということだった。

怪我から意識を取り戻したエルヴィンの元に、ハンジとコニーが報告にやってくる。
今回の巨人の発生源はコニーの村であり、巨人は村民である可能性が高いということだった。
コニーが持ってきた写真と一致する巨人。そしてコニーの家にいた巨人はやはり母親だったのだ。
巨人の正体が人間であることに衝撃を受けるリヴァイとハンジ。だが一人だけ、エルヴィンだけは違っていた。

「お前、何を笑ってやがる?」
「子供のころからよくそういわれたよ。」
「てめぇが調査兵団をやっている本当の理由はそれか?」

リヴァイはエルヴィンの真意に気づいたようだった。
エレンとクリスタが重要だと居場所を必死に探ろうとするエルヴィンに、リヴァイがいろいろ決めたと告げる。

「エレンには…死にもの狂いになれる環境が相応しい」

人里離れた村にエレンやジャン、アルミンたちの姿があった。
リヴァイが選出しゅた新しい精鋭班に選ばれたのは、エレンのほかにミカ、アルミン、ジャン、サシャ、コニー、クリスタの元104期生たち。
新しい住処の準備、特にエレンだけが掃除しているのには笑った。
さすが兵長の躾が聞いてるようで。
しかもジャンのベッドのシーツを直してなかっただけでおエレンを怒るってどんだけ潔癖症なのよ、兵長(笑)
新しく始まろうとする生活に、エレンはかつてのリヴァイ班の姿を重ねていた。



うーん、今回もいろいろ気になるところがありすぎ。
エルヴィン黒い、黒いよ……リヴァイさえもいままで気づいてなかったってことだし、ハンジにいたってはわからなかたようで。
今後も大人組がどうなるのか気になるところ……
でもそんな中、ジャンが弄られまくりだったのが和んだ……でも、ジャンはいたって真面目なのに。
なんでお笑い要員にさせられてしまうんだろう。
そんなジャンが好きです(笑)
そしてお掃除エレンの格好が兵長とペアルックみたいで笑えたww
ぜひ某社からエレンフィギュア出る際は限定お掃除版をよろしくお願いします!

今回のオマケ話は本編の続きとなっています。
リヴァエレなんだけどエレリっぽいかも?






残酷な矛盾 





リヴァイ兵長とコニーが戻ってきたのは夕方だった。
右腕を失う大怪我をしたエルヴィン団長が復帰するまで、リヴァイ兵長が代わりに調査兵団の指揮を執ることになった。
そしてオレは……新たに編成されたリヴァイ班とともに、街からかなり離れた郊外の空き家に身を潜めることになった。
そこにはミカサやアルミン、ジャン、サシャ、コニー、クリスタなどかつての104期生たちが顔を揃えていた。

……なんだか不思議な気分だ

いまはもうここにはいないエルドさん、グンタさん、オルオさん、ペトラさんの姿がどうしても重なってしまう。
もし、次に壁外へ遠征に出ることになったらこの中の誰かが……いや、ここにいる全員が死んでしまうような不安に襲われる。

――オレはまた同じことを繰り返してしまうのだろうか?


その日オレは眠ることができずにベッドを抜け出し、外にある井戸の背をもたれながら夜の星空をボーっと眺めていた。

「おい」

背後から聞こえる不機嫌そうな声。
振り向かずともわかる、リヴァイ兵長だ。夜中に勝手に抜け出したことを怒っているのだろう。

「リヴァイ兵長……」
「ったく、てめぇは大事な身柄なんだ。勝手にいなくなるんじゃねぇよ……」

リヴァイ兵長はチッと舌打ちをしながらオレの元へと近づいてくる。
まだ右足は完治していないようで、庇いながら歩いているように見えた。
リヴァイ兵長の怪我もオレのせいだ……エルヴィン団長が右腕を失ったのも……
オレは大きな力を持ちながら、こんなにも弱い―――
誰も助けることがひ弱な自分に震え、拳を握りしめた。
するとリヴァイ兵長をオレのすぐ横に腰を下ろし、頭の上に手の平を置くと乱暴に髪をクシャクシャと掻き回した。

「ちょっ……いきなり何なんですか!」
「どうせオレには誰も助けられねぇとかウダウダと考えてやがるんだろうが……うぜぇ。」
「うぜぇって……」
「自分の力で何の犠牲も無しに皆を助けられるとか自惚れてたら足元を掬われるだけだ。」
「自惚れてなんかいません……」

厳しい口調なのに、何かいつものリヴァイ兵長らしくない。
そういえば帰ってきたときから様子がおかしかった。

「あ―――」

巨人の正体が人間であるということとそれを知ったエルヴィン団長の様子がおかしかったと同行していたコニーが言っていたのを思い出した。
リヴァイ兵長は人類最強と言われ、これまで数えきれないほどの巨人を倒してきた。
しかし実はその正体は人間だった。姿形が違うとはいえ、リヴァイ兵長は人を殺してきたのだ。
人を救うために人を殺す――なんという残酷な矛盾……

「リヴァイ兵長――!」

オレは無意識に横にいるリヴァイ兵長の体を抱きしめた。
誰よりも強くて、憧れられて、皆から期待される、人類最強の兵士はオレの腕の中にスッポリと収まるほど実は小さかったのかと驚きだ。

「何だ、急に?」

リヴァイ兵長は特に抵抗することもなく、大人しくオレの腕の中にいる。
季節が涼しくなったこともあり夜は特に空気が冷える。
二人の吐く息が白い蒸気となって混ざり合い、夜空へと昇っていく。
それでも少しも寒くなんかなかった。
リヴァイ兵長の体温がオレを心も体も温めてくれる。

「オレなんかまだ未熟でまだ頼りないかもしれないですけど、でも、オレだけは最後までリヴァイ兵長の傍にいます!」

失ったモノは多い。
そしてこれからも多くのものを失うだろう。
難しい選択を迫られ、そのせいで犠牲になる人間もいるかもしれない。
それでも――いままでだってリヴァイ兵長だけはオレの傍にいてくれた。
軽蔑することも蔑むこともなく、迷ってばかりのオレを導いてくれた。
だからオレはこの人のためなら何でもしてやりたい。
この人が落ち込むことがあるのだとしたらなぐさめてやりたい。
そんな存在になれたらといつのまにか願うようになっていたことにいまになって気づいた。

「そう言った奴は必ず俺より先に逝った――それでもお前は俺の傍にいると?」

リヴァイ兵長が顔を起こして、ジッと見つめる。
いつも鋭い瞳に穏やかな光が浮かんで見えるのは気のせいだろうか。
オレの胸が一度だけ大きく跳ね上がり、キュっと締めつけられる。
奥から沸き起こる熱を抑えながら、俺はリヴァイ兵長を真っ直ぐに見つめ返した。

「はい、もちろんです!」
「―――そうか。なら、俺の前で誓え。」
「え?誓うって、どうやって?」
「こうだ―――」

リヴァイ兵長の瞳が急に近づく。
慌てるとか照れるとかそんな暇も与えることなく、リヴァイ兵長の唇がオレの唇に重なる。

『とっても温かい―――』

見かけとは違い、リヴァイ兵長の体温が結構高い方なのかもしれない。
リヴァイ兵長の熱がオレの中に流れこんでくる。
それは熱いだけでなく、とても甘くて――オレの体の全神経に蕩けるような痺れをもたらしていく。

「ふぅ……んんっ――――」

生まれて初めてのキスに息苦しくなって吐息が漏れたところで、リヴァイ兵長の唇が名残惜し気に離れていった。

「命令だ―――エレン。」

リヴァイ兵長はそう言いながらオレの鎖骨あたりに額をコツンと当てた。

「お前は――お前だけはオレより先に死ぬんじゃねぇ。」
「リヴァイ兵長……」

期待してもいいのだろうか――
オレはこの人にとって特別な存在なのだと。

「おい、返事はどうした?」
「は、はいっ!で、でもリヴァイ兵長も約束してください。」
「何をだ?」

兵長が再びオレを見上げる。
オレの顔を映し出される兵長の瞳は一瞬だけ大きく揺らいだ。

「兵長もオレより先に絶対に死なないでください。」
「エレン―――」

リヴァイ兵長の手がオレの手に重なると、どちらからということなく指を絡ませ合う。
そして互いに唇を引き寄せ合う。もう絶対に離れないと――


オレたちに手は数多の血で穢れている
それでも前に進む―――もっと多くの血で穢れようとも
あなたが傍にいれば何も怖いモノなどないのだから

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