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壁博7新刊「Secret Forest」サンプル

第7回壁外調査博 ク-51b Mikeneco Cafe
リヴァイ×エレンR18小説
☆新刊☆
Secret Forest
A5 44P 400円
二人の兵長×エレンの3Pエロ本。二人の兵長にエレンがたっぷり愛されるお話です。
 ※現在イベント頒布分のみ
表紙600


【あらすじ】
これは夢―ー?それとも幻―ー?
訓練に向かう途中、白い霧に包まれたエレンはリヴァイはリヴァイ班たちとはぐれてしまう。
気がつけばそこはうっそうとした森の中。出口を求めて彷徨うエレンはリヴァイと再会し、森の中に佇む無人の屋敷で一夜を共にする。
いつ、家主が戻らないとも限らない屋敷でリヴァイとのセックスに流されるエレンの目の前に現れたのはなんともう一人のリヴァイ。
どちらが本物で、どちらかが偽物……?
真相も掴めぬまま、悪天候で森から抜け出すこともできず、二人のリヴァイとの奇妙な同居生活が始まる……


イベント・通販ともに頒布終了しました。 

※サンプルはR18要素含みます。閲覧は自己責任でお願いします。

「迷い霧の森?」

 次の壁外調査で行われる新たな陣形を想定した訓練のため、エレンはリヴァイ班とともに朝から遠征に出ていた。
 今日の目的地はエレンがいままで行ったことのない、ウォール・シーナに程違い山脈の麓にある森林地帯。周囲には村はおろか民家など一軒もなく、調査兵団の訓練にはうってつけの場所らしい。ただ、この地帯で訓練するには一つだけ注意しなければならないことがあるのだと、エレンの隣で馬を走らせるオルオが忠告してきた。

「あぁ…その森はいつも霧に包まれていて、迷い込んだ者は皆同じことを口走るんだ。」
「同じことって、何ですか?」
「自分にそっくりの人間に会ったっていうんだ。まるで鏡の中から飛び出してきたかのような……」
「迷っている間に夢でも見たってことではないんですか?」
「一人二人だったらそう思うんだがな……見てる奴があまりに多くて無視できなくなった。訓練時にはそこを避けるようにしている。」

 息が詰まったような表情をしたグンタの話によれば、調査兵団内で深刻な問題にまで発展しているようだ。一度憲兵団が調査に入ったことがあるらしいのだが、森から出てきた者は皆恐怖に怯え、ただ自分とそっくりな人間を見たのだと口走るだけでそれ以上のことを問い詰めようとすると口を噤んでしまうらしい。事実、その後病院送りになって出てこれない者さえいる。
 このため、憲兵団は森一帯を侵入禁止区域にしており、この地域を訓練場として使用している各兵団もここだけは回避することにしているのだ。

「そういえば……たしかそんな場所があると訓練兵のとき耳にしたことがあります。」
「今日はその森の近くを通ることになる。朝から天候はいいから心配はいらないと思うが気を抜くなよ。」
「はい。」

 見上げてみれば雲一つない快晴で、平原を走るエレンを太陽の光が容赦なく照りつけていた。ここらあたりの天候はいつも安定しているらしいので何も心配はないだろう……このときのエレンはそう思いながら、先頭を走るリヴァイの背中を追いかけていた。


  *          *          *


 あと少しで目的地だとエルドに教えられたところで、エレンの鼻先にポツリと雫があたった。

「え……雨……?」

 さっきまで青空が広がっていたというのに、山脈へ近づくにつれ景色が一変、頭上はどんよりとした灰色に濁っていた。

「あまり離れるんじゃねぇ、なるべく密集して進むぞ。」

 リヴァイの言葉にエレンをはじめ他の皆はすぐに体勢をとる。進む先は霧がたちこめていて真っ白で何も見えない。馬を走らせるスピードを緩めることのないまま、中心にいるエレンを取り囲むようにして、右にオルオ、左にぺトラ、背後にエルドとグンタが馬を寄せてくる。このようなことができるのも日頃の訓練の賜物なのだろうとエレンはその結束の固さに感心した。

「リヴァイ兵長、このあたりは目的地まで休憩できるところは一切ありません。どうしますか?」
「どうもこうもねぇ。このまままっすぐ進むしかねぇだろ。」

 皆が無言のまま頷く。耳には馬が地を蹴る音しか届かず、目的地までどれだけ近づいているのか、初めて来たエレンには皆目検討がつかなかった。

「あれ……?」

 エレンは思わず声を上げてしまう。進めば進むほど霧は晴れるどころかどんどん深くなっていく。やがて前を走るリヴァイの背中も、両隣を走るオルオとペトラの姿も白い霧に呑み込まれていった。

「オ、オルオさん!ペトラさん!」

 エレンの声は虚しく空を切るだけ。後ろを振り向くが、やはりグンタとエルドの姿も見えない。

「エルドさん!グンタさん!」

 ドクリと胸に不安がよぎる。この霧は何かおかしい――エレンの動揺が伝わってしまったらしく、いななきを上げた馬が突然暴れ出し、エレンは地面に放り投げられてしまった。

「ぐっ……はぁっ!」

 ズキンと背中から叩きつけられるような痛みが走る。咄嗟の受け身で頭が直撃することは何とか免れることができた。
 ヨロヨロと立ち上がるエレンを残し、興奮した馬はそのまま逃げ去ってしまう。引き止めようとしたものの、すぐに体が言うことをきかず、断念せざるを得なかった。

「仕方ないか……」

 早くリヴァイたちに追いつきたいところだが、いまのこの状態では方角すらわからない。どこか大木の下で休めないかと、真っ白な視界の中を歩いて探すことにした。
 それにしてもこの霧は普通の霧とは違う気がした。エレンの視界をわざと塞ぎ、皆と離れさせまるでどこかに誘い込むような意図的なものを感じる。
 確証があるわけではないのだが、何となくそんな予感がしてならず、エレンの本能的な部分がさっきから警鐘を鳴らし続けていた。
 雨でぬかるんだ道。慎重に歩を進めていくと段々と周囲の景色がうすらぼんやりと見え始めてきた。

「やっと、霧が……晴れたのか……え………?」

 驚きのあまり思わず息を呑み込んだ。確か目的地へと続く平原をずっと走っていたはずなのに、エレンを三百六十度鬱蒼とした森と白い霧が取り囲んでいた。

「一体いつのまにオレは森に入ったんだ…?」

 エレンにとっては初めて訪れる地域、右も左もわからない状態で軽率に単独行動してしまったのは迂闊だと言われれば反論できない。早くリヴァイたちと合流しなくてはいう焦りがこのような判断ミスを招いてしまったのはエレンがまだ兵士として未熟なのだと痛感せざるを得ない。
  それにさっきから抱いていた違和感の正体も薄々わかってきた。この森には鳥や野兎など生き物の気配が一切ない。ひっそりとした、不気味な空間に悪寒のようなものが走った。

「くそっ……どうすれば……」

 森の出口がどの方向にあるのかさえわからず、かといってあてもなく彷徨うのも危険……焦りと行き場を失った怒りに歯を食いしばるエレンの耳に、ガサっという足音が聞こえた。

――自分そっくりの人間に会う……

 身構えるエレンの脳裏にオルオの言葉が蘇る。だがその者たちはそれから何があったのか決して他の者に語ろうとはせず皆口を閉ざしてしまうので真相は闇の中だ。

「会ったら……どうなるっていうんだ?」

 そもそもこの森がオルオの言っていた【迷い霧の森】だとは限らない。頭に浮かぶ疑問を振り払いつつ音のする方に視線をやると、霧の中にぼんやりと人のような影がこちらへと近づいてくるのがわかる。エレンは身を屈めながらいつでも抜き出せるようにブレードに手をかけた。

「エレンか?」

 聞き覚えのある声にエレンはえっと拍子抜けした声を上げるとともに安堵する。近づいてくる影の正体はリヴァイだった。

「リヴァイ兵長?」
「てめぇ……一体どこをほっつき歩いてやがった。」
「す、すみません!いつの間にかはぐれてしまって、オレにもさっぱりわからないんです。」

 リヴァイが眉間に皺をギュっと寄せるのは不機嫌度が増した証拠だ。恐らく行方不明になった自分を探しに来てくれたのだろう。新兵のくせにまた迷惑をかけてしまったと申し訳ない気持ちでいっぱいのエレンはリヴァイに九十度頭を下げた。
少ししてふぅっと呆れ混じりの息を吐く音が聞こえた。

「まぁいい……とにかくいつまでもこんなところにいるわけにはいかねぇ。ついてこい。」

 リヴァイはクルリと背中を向けサッサと行ってしまう。今度こそ離れるわけにはいかないと、エレンも足早にリヴァイの後を追いかけた。
 どうやらリヴァイはここまで一人で来たようなのだが、そうだとするとリヴァイは馬も引き連れず、その身一つで一体どうやってこの森の中をやってきたのか?

「あの……リヴァイ兵長、他の皆は?」

 リヴァイからはなぜか返事がない。エレンの声が届かなかったのか、はたまた答える必要がなかったのか。背中からはその真意は窺えず、エレンは心の中で首を傾げながらもリヴァイが話しかけてくるまで黙ってついていくことにした。
 しばらくすると前方にポツンと明るい光が見えてくる。視界が広がったエレンの目の前に突然と屋敷が現れた。

「え……ここは一体?」
「まもなく日が暮れる。夜の森を抜けるのは危険だ。屋敷の主に交渉して一泊させてもらうしかねぇな。」

 もともと霧が深いこともあって気づかなかったのだが、周囲が段々と薄暗くなってきていた。玄関脇にある呼び鈴をリヴァイが鳴らしたがいくら待っても中から返答はない。

「不在……なのでしょうか?」

 外から見渡す限り、家の中には明かりがともされていて誰もいないとは思えない。やがてキィという音を立てながら扉が静かに開くものの、中からは誰も出てこなかった。

「扉が勝手に一人で開いた?兵長、これって……」

 やはりこの屋敷はどこかおかしい。エレンは腕を掴んで引き止めようとしたが、リヴァイは中へと入っていってしまった。

「兵長、おかしいですよ。ここ!もしかしたら罠とか……」
「さぁな。だが日が暮れるにつれて空気がどんどん冷えてきてやがる。森で一晩過ごすよりはよっぽどましだ。」

 リヴァイの言うことにも一理あるが、どうも違和感が拭えないまま中へ踏み込んでいく。全体的にシンプルな装いではあるが高級なソファに家具が並べられた部屋がいくつかあり、貴族もしくは富豪の別荘のようだった。
 二人で手分けして屋敷の中をくまなく探したが、人はおろか鼠一匹さえ見つけることができない。無人の空き家にしては手入れが行き届いており、リヴァイとエレンが来る直前まで誰かが使用していたような雰囲気も残っていた。

「兵長……家の人たちはまるで忽然と姿を消した感じに見えます。何か事件に巻き込まれたんじゃないでしょうか?」
「このあたりなら山賊とも考えられるが、それにしては部屋のどこも荒らされていねぇ……」
「だったら早く、憲兵団に知らせないと……!」

 いてもたってもいられないエレンのジャケットの襟をリヴァイが掴んで引き止めた。

「いずれにせよ、俺たちが動くのは明日の朝、陽が上ってからだ。」
「……はい、でもいいんでしょうか?家主のことわりなく勝手に使ってしまって……」
「家主が戻ってくれば事情を話して、後でエルヴィンから正式に礼をさせれば事は済む。それより、てめぇは風呂にでも入ってその汚ねぇ恰好を何とかしろ。」
「えっ……ふ、風呂?」

 リヴァイの口から唐突に風呂に入れなどと言われ、エレンは素っ頓狂な声を上げた。確かに土砂降りの中、馬から振り落とされたエレンの衣服は泥で汚れきっていた。この恰好のまま屋敷を利用させてもらうのも気が退けてしまう。

「その首根っこ掴んで連れていかねぇと風呂も一人で行けねぇのか?てめぇは……それとも何か別のことでも期待してるのか?」

 リヴァイの口の端がニヤリと吊り上がる。腹の奥底からボンっと火が点火され、エレンの体はが一気に上昇した。

「ちっ……違います!」

 リヴァイから逃げるように風呂場へと駆けこんだエレンは顔を真っ赤にしながらその場にしゃがみこんだ。

「もう…こんなときまでからかうのやめてくれないかな………」

 捧げたはずの心臓がリヴァイのせいでバクバクいって仕方がない。
 調査兵団に入ってリヴァイの監視対象になってからというもの、エレンは気持ちが追いつかないことばかり。巨人化して暴走したらいつでも殺さなければならないはずのエレンの部屋へリヴァイは毎晩のように訪れては、両手を拘束したまままるでレイプまがいの行為をしていく。
 信じられない痛みや圧迫感で苦痛だったものの、それでも嫌悪感というものは不思議と最初から存在していなかった。
 さらに追い打ちをかけるようにして、同時に沸き起こる甘く、切ない気持ちをエレンはリヴァイにひた隠しにしているというのに……思いもよらないところで言葉によるフェイントをくらったエレンは火照った気持ちと体を抑えるため、冷たい水のシャワーでひたすら体を洗った。

「すみません、兵長……先に風呂を使ってしまいました。」
「あぁ……別に構わない。」

 リヴァイは居間のソファに座り、持っていた地図を読んでいる。エレンはこの後どうすればいいのかわからず、その場に立ち尽くしていたが数分が経過した後……

「―――クシュンっ!」

 沈黙に耐え切れずリヴァイに声をかけようかどうしようかと迷っていたエレンは水を浴びた体に薄着だったこともあり、思わぬところでくしゃみが出てしまった。

「おいエレン。てめぇ風呂に入ったんじゃねぇのか?」
「も、もちろんです!ハッ……クシュン!」

 夜も更けてきたので部屋の中もさっきよりヒンヤリと冷え込んできた。ジャケットの上着を羽織ろうと思ったが、汚れたのを洗ったばかりなので乾いているはずもない。
 身を縮こませていると、グイっと強い力で引っ張られる。体勢を崩したエレンを大きな温もりが包み込んだ。

「こんなに体を冷やしやがって何やってるんだ、てめぇは。」
「す、すみません……」

 リヴァイに優しくされたら過度な期待をしてしまって時々怖くなる。自分の中でどんどん大きくなっているこの気持ちが後戻りできそうにないところまでいってしまうようでエレンは堪えるようにギュっと目を瞑った。

「風邪を引かれると面倒だ。暖めてやる。」
「え、ちょっ、ちょっと……こんなところで?ダメです!もし家主が戻ってきたらどうするんですか?」

 ソファで背中から押し倒され、そのままリヴァイが覆い被さってくる。その言葉と行動でリヴァイが何をしようとしているのかいち早く察したエレンは、押しのけようと両肩を掴んだ。

「――大丈夫だ、それはない。」
「なっ……ど、どこからそんな自信が出てくるんですか?」

 揺るぎのないリヴァイの思考にエレンはついていくことができない。止めさせようと抵抗を試みているのだが、リヴァイはエレンが着ているシャツを捲り上げ、その白い素肌に赤い痕を刻み始めている。熱が灯され、ビリビリと痺れが駆け抜けて体の力がどんどん抜けていってしまう。

「やっ……あぁ………」

 このままだとリヴァイにいいようにされ、いつものとおり流されてしまう。体を冷やしてしまったことは自らの不注意だったとはいえ、こうなってしまったことをエレンは僅かばかり後悔した。

「どうした?抵抗するのは諦めたのか?エレン……」
「抵抗なんてすること自体が無駄だってこと、兵長が一番わかっているくせに、何でそんな意地悪なこと言うんですか?」
「お前のその反抗的な目がどんどん蹂躙されている様を見るのが楽しいからな。」

 鎖骨から這いずるリヴァイの滑らかな舌が、刺激で敏感に尖り始めた胸の先端をチロチロと転がし始める。ビクビクと全身が震え、漏れ出る声をエレンは両手で口を覆って抑えた。

「……趣味悪いです、兵長。上司の命令に逆らえない新兵を弄ってそんなに楽しいですか?」
「俺は別に強要しているつもりはねぇが?」
「え……?」
「別に嫌ならいつ抵抗したって構わない。今日はお前の両腕を拘束しているものはねぇんだ。いままでだっててめぇが本気で抵抗しねぇもんだからてっきり同意の元だと思っていたんだが?」

 リヴァイ曰く、エレンが嫌だというのなら止めてくれるということらしい。まったく想定外のことを言われ、蕩けかかっていたエレンの頭の中は一気に現実へ戻されようとしていた。

「―――それこそ意地悪です、兵長……オレのことこんな体にしておいていまさら止めてもいいだなんて……」

 これがリヴァイ以外の人間だったらその澄ました顔をとうにぶん殴っていたところだろう。目頭が熱くなるエレンの視界は次第に滲んで揺らぎ続けた。
 苦しさが込み上げて泣き出しそうになるのを必死に堪える体をリヴァイに包み込まれたらエレンはもう抗うことなどできない。リヴァイは突き放すようなことを言っておきながら、結局は奥底に隠された優しさでエレンを繋ぎ止めているのだ。それがいまのエレンにはどうにももどかしい。 

「……で?この状況をどうしたいんだ?お前は……その冷え切った体のまま寝るのか?」

「風邪なんか引いて、明日の行動に支障をきたすわけにはいきませんから……やっぱり兵長に温めてもらうことにします。」

 何だかんだとうまく流されたような気もするが、一度灯された炎を一人で消すことができるほどまだこの行為に慣れているわけではない。エレンは覚悟を決め、瞼をギュっと閉じた。

「上等だ……エレン。」

 下の衣服を脱がされ、中途半端に芯を持ったエレンの昂ぶりがリヴァイの大きな手で覆われる。根元から先端にかけて指に圧がかかりながら上下に扱かれ、エレンの下半身には濁流のように熱が渦巻いてきた。

「あぁぁんんっ――――あっ、あぁ……!」

 旧調査兵団本部の地下にあるエレンの居室とは違い、いつ他人が入ってきてもおかしくない状況でリヴァイとセックスをするのはもちろん初めてだ。声を抑えようとしていたのだが、リヴァイの巧みな指と舌にあえなく阻まれてしまう。
 エレンの柔らかでハリのある白い肌にピンと先まで固く尖った胸の先端は木苺のように赤く彩られ、リヴァイの舌を誘うように吸い寄せていた。

「本当に……エロイ体しているな、お前……」
「あぁっ……そ、んなの、……わかんな……あぁっ!」

 わざと歯を立てられ、エレンは腰をビクンと揺らす。既にリヴァイの二本の指を咥えこんでいる尻の奥の内壁はキュウっと収縮しながらさらに強請るように締めつけた。

「いつもより解れているじゃねぇか……口ではグダグダと言いながら、結局は期待していたってことだろ?」
「そ、それは……!兵長がいつも強引に挿れようとするから…なるべく痛くないようにって……」

 他人の屋敷でリヴァイがエレンにこういった行為を求めるかどうは半信半疑だった。さっき風呂場で水のシャワーを浴びながら尻の蕾の奥を自ら解していたせいで体を冷やしてしまったことがバレてしまい、エレンは顔から蒸気を上げながらもごもごと言葉を濁した。

「その素直さは悪くない……お前の期待に応えてやる。」
「ひっ……ひゃぁぁ……!やっ……そこはダメっ……!」

 中で蠢くリヴァイの指先がカリっと引っ掛けた場所。エレンは足のつま先をキュっと曲げながら下半身をビクビクと何度も跳ね上げた。前からは欲望が穿きだされ、自身の腹を白く染め上げていく。
 押しては引いていく快楽の波がたまらず心地いい――中の襞がもっとと追い求めるリヴァイの指が突如引き抜かれた。
 まったく意識していたわけではなかったのだが、よっぽど物足りなさそうな表情をしていたらしい。リヴァイの漲る雄の猛りを目の当たりにし、尻の蕾をキュンと窄ませながら持ち上げられたエレンの腰が微かに震えた。

「何だ?随分と欲しくてたまらねぇって顔してるじゃねぇか。」
「ん……早く、来てください……」

 リヴァイがわざと焦らすように太腿を撫で回すので、エレンは切ない声を上げる。ようやく熱の先端が入口にヒタリと当てられると、胸が大きく高鳴った。
 そんなエレンをリヴァイは余裕たっぷりで見返しながら、味わうようにじっくりと時間をかけて挿入してくる。じわじわと押し広げられる感覚に、エレンは女のような高い嬌声を上げながら背中を仰け反らせた。一気に最奥まで押し込まれるより、こちらの方がより感度がより研ぎ澄まされていくような感覚がたまらない。

「ぁ、へい……ちょっ……あぁぁっ、あぁぁ――――!」

 チリチリと特に敏感に感じる部分が蕩けてしまいそうな熱で擦られ、エレンは奥で喉を震わせながら、何かに縋るようにソファのクッショが変形するほどに掴みこむ。反り返った昂ぶりからの射精が何度目なのかさえもはや記憶はおぼろげだ。
 根元まできっちり押し込まれると、リヴァイは額に汗の粒を浮かせてふぅっと一息つく。リヴァイと深い所で繋がり、甘い気持ちが満たされることにエレンが気づいたのはごく最近のことだ。その度に高まる気持ち……憧れや尊敬とは全く違う別の感情をエレンは持て余していた。
 でも、複雑な心よりは体の方が正直らしい――
 エレンは両腕をリヴァイの首に回して自らリヴァイを引き寄せる。たどたどしいキスはまだエレンの中に羞恥心が残っている証拠だった。唇の隙間から舌を割り込ませ、熱い咥内を掻き回す。同時にリヴァイの腰の律動が始まった。

「ふぅっ……んんんっ、んん――――」

 体を上下に揺さぶられ、結合部からは熱くてジンジンと脈打つ疼きが広がり始める。下から突き上げられながら、胸の先端を指に摘ままれ、エレンの快感はさらに高まっていった。
 そのせいでリヴァイの楔を咥えこんでいる内壁が窄まり、リヴァイが低い呻き声を上げた。

「くっ……この、クソ…ガキが……」
「ぁぁっ……へっ……へいちょぉ……や、……ソコばっかり!」

 リヴァイの先端がさきほどからエレンが一番感じる部分を激しく突き立ててくる。エレンは自身の昂ぶりから甘い蜜をドロドロと零し、涙で顔をクシャクシャにさせながら掠れた声でうわごとのように悲鳴を上げた。

「クソ熱いじゃねぇか……エレン、俺を溶かす気か?」
「あっ……もぉ…イく……イっちゃう……!」

 前も後ろもグチュグチュになってしまってどうなっているのかさえよくわからない。リヴァイが肩に抱えたエレンの足を掛け直す。よりみっちり密着した結合部は二人から生み出される熱の海に溶け合っていた。

――バタン

 ドアが勢いよく開く音。甘い空気で満たされていた部屋が一瞬にして凍りつく。

『や、やっぱり家主が帰ってきてしまった?』

 勝手に家に上がりこんだあげく、男同士で情事をしていたのでソファを汚してしまいましたなどど、いくらリヴァイでもどう言い訳するのだろうか。エレンは頭を抱えた。

「……………」

 待てどくらせどエレンの上にのしかかっているリヴァイの動く気配がしない。

「兵長……?」

リヴァイは開いたドアの方を無言で睨みつけている。妙な沈黙に、体を硬直させ体温が一気に下がっていくのを感じながら恐る恐る振り返ったエレンの視線は釘づけになり、凍り固まった。

「え………え?」

 自分は夢か幻でも見ているのだろうか?
 いままでこの部屋で自分と一緒にいた相手はまごうかたなきリヴァイに他ならない。
 だが、この部屋に現れた人物は――
 すっかりと冷え切ってしまったエレンの脳裏にオルオの言葉が蘇ってくる。

「やっぱり……オレが迷いこんだこの森は……」

 見覚えのある顔、容姿は間違えるはずはない――その人物はエレンの姿を見つけると、眉間に皺をギュっと寄せて不機嫌そうに腕を組む。さらに殺気まで感じるのは気のせいではないはずだ。
 エレンは恐る恐るその名を呼んだ。

「リ……リヴァイ……兵長?」


「おい……これは一体何の冗談だ?」

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